ハインリヒ・フォン・クライスト著　種村季弘訳
河出書房新社　1996年　初版　文庫　238ページ
状態：表紙カバーに細かな傷有。天小口地にヤケ、扉と目次ページに少シワ有。

♦古典主義とドイツ・ロマン派のはざまで三十四年の壮絶な生涯を終えた孤高の詩人＝劇作家H.v.クライスト(1777-1811)。人間たちの悲劇的な物語を、完璧な文体と完璧な短編技法で叙事詩にまで高めた待望の集成。(表紙より)

[目次]
チリの地震
聖ドミンゴ島の婚約
ロカルノの女乞食
拾い子
聖ツェツィーリエあるいは音楽の魔力
決闘
話をしながらだんだんに考えを仕上げてゆくこと
マリオネット芝居について