精霊たちの家
イサベル・アジェンデ

イサベル・アジェンデ著 木村榮一訳
国書刊行会 1989年 初版 単行本 19.8×14cm 426ページ
状態:表紙カバーふちに少傷み、ヤケ有。小口にシミ、見返しに値札跡有。

♦不思議な力を持つ少女クラーラは、美しい姉ローサの無残な死をきっかけに、いっさい人と口をきかなくなる。やがてローサのかつてのいいなずけと婚約し、精霊たちが見守る館で結婚生活をはじめるが…
前世紀末からチリ・クーデターまでの一世紀を舞台に、奇想天外なエピソードと奇態な人物がとめどもなくつむぎ出される、幻想と恐怖と笑いに充ちみちた年代記。(表紙より)

イサベル・アジェンデ(1942-)…ペルーの首都リマに生まれる。生誕後まもなく父親が家族を捨てて出奔したため、母とともに祖国チリに帰国、祖父母の屋敷に身を寄せる。1973年叔父にあたるアジェンデ大統領が暗殺され、翌年混乱の中でベネズエラに移住、亡命者となる。
販売価格 1,200円