スワヴォ―ミル・ムロ―ジェック

スワヴォ―ミル・ムロ―ジェック著 長谷見一雄 他訳
スワヴォ―ミル・ムロ―ジェック著 長谷見一雄 他訳
国書刊行会 文学の冒険シリーズ 1992年 第2刷発行 単行本 19.7×14cm 322ページ
状態:表紙カバーに細かな傷、ふちにヨレ有。ページに歪み有。天小口地に細かなシミ有。

♦象のいない動物園で、出世主義者の園長が考え出した妙案とは、なんと巨大なゴム製の象だった。『象』
原爆、ミサイル乱れとぶ結婚式の不気味などんちゃんさわぎに核時代の不安をグロテスクに描きだした『原子村の婚礼』
辺境の山地で老公爵がもよおした、世にも不思議な<雪だるま狩り>が招く悲劇『鷲の巣城の没落』
現代ポーランド文学を代表する異能作家スワヴォ―ミル・ムロ―ジェック(1930-2013)のナンセンスと黒い笑いにみちたグロテスク・ファンタジーの世界。(表紙より)

[目次]

馬になりたい
白鳥
小人
奇跡的救済の寓話
ひとりごと
時代背景
抽斗のなか
原子村の婚礼
蠅の呪い
森で発見された手記

小さな友
ウグプー鳥
鷲の巣城の没落
我かく戦えり
笑うでぶ
王手
他全39篇収録。
販売価格 1,200円